リンゴ農家への夢を描きつつも、いまいちどうすれ良いか掴めないまま、冬の足音が聞こえてきそうなくらい、秋が深まってきました。
今までネットやら何やらでいろいろ調べていて、フワッとしていた部分をちゃんとしておきたいと思い、青森の「あおもり農業支援センター」にお伺いしました。
結論から言うと、私としては「非農家がゼロから農業経営するなら、研修制度を利用すべき!」
と思ったこと。
もう一つは、どういうスタンスで農業と関わっていきたいかによっては、
「農業法人への就職も検討すべき!」
この2点です。
それぞれに思ったことを綴ります。
研修制度の利用から始める農業経営
農家を始めるにあたっての最大の問題は収入。
脱サラした時点で、収入源は「ゼロ」になるので、まともに収入が得られるようになるまでは、初期費用だけではなく、生活資金も必要なため、畑を買っただけではではどうにもなりません。
研修制度を活用することで、条件さえ満たせば、最大年間150万円・最長で2年間の補助金制度が使えるので、農業の知識もスキルも無いところから始めるなら、使った方が良いと思います。
ただ、青森のこの研修制度を受けるに当たって、いくつかの条件があり、個人的に厳しいのが年齢制限。
就農(研修を終えて、農業従事者となる)予定の年齢が50歳未満であること。
私、45歳・・・
すでに猶予があまりない・・・
ある程度貯蓄があれば、しのげるかもしれませんが、補助金をもらえた方が安心・安全だと思うので、就農を考えるなら30代くらいから考えられた方が良いのかも。
あとは、しっかり研修して就農を目指すので、働きながらは無理。
(補助金の条件にも引っかかるので、なおさら無理)
つまりは、覚悟を決めて、仕事を辞めて、やり遂げる!
当然だろうな、とは思っていましたが、改めて再認識。
家族が犠牲になる可能性が高いので、この選択は難しいけど、やるなら最終的に就農するには良い方法だと思います。
農業法人への就職
つまりは雇用就農。
大きな農業法人に採用してもらって、農業経験を積みつつ、安定した収入が得られる仕組みになるので、安定感がありますね。
ただ、年齢的に正社員として雇用されるかは難しく、アルバイトかパートの扱いに・・・
そうなると、収入面が厳しくなるかもしれないのと、結局雇われなので、その当たりのストレスはいかがなものか・・・
ただ、農業従事者は引く手数多で、未経験者でも希望者はどんどん雇いたいというのが農業法人の現状だとか。
個人的にはあまり選択肢に入れてなかったけど、考えようによってはアリなのかも。
経験と収入を得ながら、自分だけでもできそうになったら、畑を持つとか、いろんな選択肢が見えてくる。
ということで、脱サラから農業への道は、簡単では無いですが、農業従事者は高齢化&人手不足なので、目指す覚悟と、家庭環境しだいでは受け入れ口はいくつかあることがわかりました。
畑の広さはどれくらい必要?
どういう選択をするかは、家族もいるのでまだまだしっかり考えますが、
実際どれくらいの畑があれば、生活していけるのか!?
結論から言うと、最低1ヘクタール。(100m×100mが1ha)
それでも、収入が安定して年収450万くらい。最初のうちは収穫も安定しないので、6割として、250万くらい。
けっして多くは無いですが、生活はしていけそう。
しかも畑があるので、いろんな農作物も育てられることを考えると、何かと支出も抑えられる。
ただ、一人でこの広さの面倒をみるのは無理・・・
ちなみに地域によって多少違いますが、土地を借用した場合は、10アール(1反)あたりの平均年額は7000~8000円くらい。
ここまでわかったことで、リストにまとめて少し整理・・・
- 1haは無理でも半分ならいけるか?
- まずは雇用就農して技術とスキルを磨くか?
- 足りない収入はクラウドワークスとか利用して補えるか?
- いずれにしてもなんらかのリスクを背負う覚悟はあるか?
今の生活を最低限守りつつ、農業を目指すためには、まだまだ資金と知識が必要!
今思っているのはそんなところですかね。
次回は、リンゴ農家を始めるための初期費用とかまとめたものを紹介いたしますね。
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