りんごの「葉取り」体験!

asayake

先日初めてリンゴ農家で「葉取り」体験をしてきました。

朝日とともに作業を始めるとのことだったので、早朝出発!

早朝4:40頃の朝焼けです。久しぶりに見たのと、美しさに心震えました!

ピーク時よりはマシになりましたが、日中の暑さは相変わらず。

そのため、涼しい時間からリンゴ農家の作業は始めているそうです。

(他の農家はもう少しゆっくりやってるところもあるそうですが)

「葉取り」の作業は8月末くらいから始まっていました。

目的はというと、りんごに日の光を当てるために、影になる葉っぱを取り除くこと。

ビフォーアフターはこんな感じです。

左が葉取り前、右が葉取り後。

リンゴの品種は「ふじ」です。

けっこうしっかり葉っぱを取っちゃいます。

気を付けなければいけないのは、揺らしすぎてリンゴを落とさないようにすること。

リンゴのまわりにある葉っぱを、上側だけじゃなくて、下側も取ります。

今後の作業で、袋を外して、反射板を敷くので、下からの光を遮る葉っぱも取っちゃいます。

りんごを落とさないようにと、ビクビクしながらやってましたが、けっこうダイナミックに葉っぱを取っても大丈夫でした。

でも、微妙なコツがありまして・・・

葉っぱの向きを意識しながら、ポロっと取れる角度があるんです!

それを言葉で表現するのは難しいのですが、力任せにやると、枝が揺れたり、りんごにぶつかったりして、大事なリンゴが落ちちゃいます。

そのあたりのコツがわかると、作業自体は難しくはありません。

問題は物量。

手を付けたリンゴの木が樹齢30年クラスで、めちゃくちゃリンゴがなっております!

二人で作業したのに、その1本で2時間以上かかっちゃいました。

その他の若めの木は、一人でやっても1時間前後で終えられるのですが、

想像したよりも時間のかかる作業だということがわかりました!

大なり小なり、そんなリンゴの木が100本以上・・・こりゃ大変だわ。

しかも肩を上げたままの作業は、けっこう肩に負担が・・・

大変さは十分にわかりましたが、それより何より、これだけの手間暇をかけて大事に育てるんだな、と少し感動しました。「葉取り」しか経験してませんが・・・

りんご畑の朝

気づいたらだいぶ日が昇ってきました。

これからこの木の木漏れ日が増えるように、葉取りをしていきます。

「出会う、つながる、好きになる。」

今回は「ふじ」の葉取りをしたのですが、一方で、「ジョナゴールド」の葉取りもしてました。

ジョナゴールドとふじの葉っぱ

左がジョナゴールド、右がふじ

品種によって、成長具合などいろいろ違って、ジョナゴールドの方は、ふじに比べるとだいぶ葉っぱが取りやすかったです。

写真じゃわかりにくいですが、葉っぱの根本の太さが違って、ジョナはポロっと取れてくれます。

一方ふじは、葉っぱのつきが良く?ポロっといかないことも多々・・・

そんな違いもあって、作業の進みは遅かったですわ。

それと、今年の夏の暑さは異常で、りんごが焼けてしまう現象があちこちでおきてました。

そんな理由もあって、葉取りの作業は例年より少し遅らせていたとのこと。

ほんと、農家は天候との戦いですね。

初めての葉取り体験はいろいろととても勉強になりました!

まだまだ作業があるので、また手伝いに行きたいと思います。

タイミングが合えば、今後の「袋剥ぎ」、できれば「収穫」も手伝ってみたいと思います!

とても良い経験でした!ありがとうございました!

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