Googleスプレッドでよく使うショートカット集

Googleスプレッドのショートカット集

Googleスプレッドの操作スピードアップはショートカットキーを覚えるに限ります。

ここではよく使うショートカットキーを紹介していきます。

カット&ペースト

説明するまでもないかもしれませんが、基本として記載します。

マウスを右クリックしてコピーとか貼り付けはもうやめましょう。

ショートカットキー機能
Ctrl + x選択したセルの切り取り
Ctrl + c選択したセルのコピー
Ctrl + v選択したセルの貼り付け

Ctrl + v は書式も含めて全て貼り付けしてしまいます。

Ctrl + Shift + v とShiftを追加すると、値のみ貼り付けします。

Ctrl + Alt + v とAltを追加すると、書式のみ貼り付けします。

セルの内容だけ(テキストだけ)コピーしたいときは、F2キーを押して(セル内がアクティブになる)必要な部分だけShiftキーとカーソルキーで選択してからCtrl + c でコピーする方法もあります。

F2キーを押した後、Shift + ↑ と押すと、セル内の文字列を全て選択することもできます。

セルに罫線を引く

セルに罫線を引くのは地味に面倒だと思います。

ショートカットキーで罫線の色やスタイル(破線など)を変更することはできませんが、現状で設定されている罫線をつけるのであればショートカットキーで簡単にできます。

ショートカットキー機能
Alt + Shift + 1選択しているセルの上部に罫線を引く
Alt + Shift + 2選択しているセルの右側に罫線を引く
Alt + Shift + 3選択しているセルの下部に罫線を引く
Alt + Shift + 4選択しているセルの左側に罫線を引く

上部から時計回りに1,2,3,4という順番で罫線が引けます。

元に戻すとやり直す

間違えて入力したときは、改めて入力するのもありですが、とりあえず元の状態に戻した方が、やっぱり戻さなくて良かった!となったときにやり直すことができて便利です。

ショートカットキー機能
Ctrl + z元に戻す(押すたびに手戻りします)
Ctrl + y元に戻した操作をやり直す

わりとメジャーなショートカットキーなので、ぜひ覚えておきましょう。

セル移動とシート移動

編集したいセルに移動するときは、マウスを使わないとするとカーソルキーで移動することになりますが、特定の場所に一発で移動出来たら結構便利。

シートの移動もマウスを使わなくてもできるので、覚えておくとかなり便利です。

ショートカットキー機能
Ctrl + Homeシートの先頭(A1セル)に移動
Ctrl + Endシートの最後(一番右下)に移動
Homeアクティブなセルの行の先頭に移動
Endアクティブなセルの行の末尾に移動
Alt + ↑今いるシートの前のシートに移動
Alt + ↓今いるシートの次のシートに移動

シートの移動は「Ctrl + Shift + PageUp(PageDown)」でも移動できます。

エクセルだと「Ctrl + PageUp(PageDown)」でシートの移動ができますが、Googleスプレッドだと、シートではなく、ブラウザ(Chrome)のタブの移動と認識されるので注意してください。

クラウドワークス

検索と置換

大量のデータから特定の値を検索したり、置換したりというのはよく使うアクションですね。

ショートカットキー機能
Ctrl + F検索
Ctrl + H検索と置換

太字や斜体など

意外と使うセルの値を太字などにするショートカットキーです。

ショートカットキー機能
Ctrl + 2セルの値を太字(ボールド)にする
Ctrl + 3セルの値を斜体(イタリック)にする
Ctrl + 4セルの値に下線をつける
Ctrl + 5セルの値に訂正線をつける

Ctrl + 2,3,4,5と覚えやすいのがありがたいです。

もう一度同じキーを押すと、元に戻ります。

ファイル操作と印刷

別のスプレッドシートを開いたり印刷するときはこのショートカットを使いましょう。

ショートカットキー機能
Ctrl + O別のスプレッドシートを開く
Ctrl + P印刷メニューを出す
Alt + F,N新しいスプレッドシートを開く

新しいスプレッドシートを開くショートカットキーは、次の項目で解説している、「スプレッドシート互換ショートカットを有効にする」がOnになってないと使えません。

エクセルでは Ctrl + n で新規ファイルを開くことができますが、Chrome上で動いてるため、スプレッドシートではなく「ブラウザ上の新しいタブ」を開いてしまいます。

セル内の配置変更

セル内の文字列を左右のどの位置に配置するかをショートカットで簡単に変更できます。

デフォルトでは、左寄せ&下寄せになっています。

ショートカットキー機能
Ctrl + Shift + L左寄せ
Ctrl + Shift + E中央寄せ
Ctrl + Shift + R右寄せ

上下の配置変更もできますが、「スプレッドシートの互換ショートカットを有効にする」をOnにしないと使えません。

設定方法は、以下の手順でできます。

スプレッドシート互換ショートカットを有効にする方法

メニューの ヘルプ → キーボードショートカット を選択すると以下の画面が表示されます。

(もしくは、Ctrl + / でも表示されます。)

Googleスプレッドのショートカット一覧

下部にある「スプレッドシートの互換ショートカットを有効にする」のスイッチをOnにすると、グレーで表記されていたショートカットキーがアクティブになります。

Googleスプレッドのショートカット一覧

この状態にすると、セル内の文字列の上下位置もショートカットで設定できます。

ショートカットキー機能
Alt + H,A,T上揃え
Alt + H,A,M中央揃え
Alt + H,A,B下揃え

Altキーを押しながら、H→A→T(M)(B)と順番におすと設定できますが、押すキーが少し多いのが難点です。

まとめ

以上が良く使うショートカットキーになります。

ここに記載したキーを使えるだけでも、だいぶマウスを触らずに操作できるようになります。

その他にもショートカットキーはたくさんあります。

Ctrl + /」のショートカットキーを押すと、一覧が表示されますので、そちらも参考にしてください。

コメント