暖冬とは言え、冬真っただ中ですねぇ。
本気を出すとすぐ積もる青森の雪。
一晩で10~20cmは軽く積もります。
何なら、朝雪を片付けても、夕方には元に戻っている始末・・・
まぁ青森と一言で言ってももっぱら津軽地方の話ですけど。
(青森県でも八戸方面はそれほど雪が積もりません。)
県全体で言ったら山ばっかりなので、青森=雪は間違いないと思いますが。
そんな真冬に、収穫を終え雪に埋もれたリンゴ畑では、どんな作業をするのでしょう?
実際に作業をしていないのでリアリティがないですが、りんご農家から聞いた事少々綴ります。
結論から言うと、リンゴの木が折れないようにする雪片付けと、春に備えた「枝切り」という作業がメインだそうです。
「枝切り」つまりは剪定作業なんですが、目的は次のようなものだそうです。
- 日当たりが悪くならないように。
- 枝が伸びすぎたり多すぎたりすると、風通しが悪くなるため病害虫の原因になる。
- 樹高が高くなると、収穫だけでなく、葉取りや摘花などのさまざまな作業がしづらくなる。
- 枝が多すぎるとリンゴの栄養が分散してしまうから枝を減らす。
りんごの木の剪定技術はもはや職人技で、1000本剪定して一人前みたいな言われ方をしました。
恐るべし・・・
でも確かに下手な切り方をすると、木の寿命を縮め兼ねないですし、実の付きが悪くなったり、作業しづらい木になったりと、確かに簡単な作業ではないですね。
長年の経験と知識が必要な作業なのがよくわかりましたが・・・
ちょっと偏った目線でみると、こういった職人技がりんご農家の減少を招いているのでは・・・
なんて思ったりもします。
もちろん農家の減少はそれだけが原因じゃないですけどね。
労力とリスクの割には収入が見合わないのも辛いところですよね。
サラリーマンとは違った時間の使い方など「農家の良さ」も多いと私は思いますがね。
少し話が脱線しましたが・・・
冬のリンゴ農家の作業は、想像よりも重労働ということがわかりました。
畑の規模に寄りますが、枝切りのバイトとかもあるみたいで、リンゴ以外の収入源を確保している人も多いようですよ~
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