今回の道の駅巡り(ふくしま→かわまた→いいたてルート)最後の訪問地、「いいたて村の道の駅までい館」
「道の駅 かわまた」から移動する事約20分。
何もない穏やかな山道を抜けて到着。
飯舘村と言えば、東日本大震災による原発事故の影響で、よくニュースで取り上げられていたのを思い出します。
地図で見ると原子力発電所からはけっこう離れているのになんで??って素朴な疑問を持っていました。
そんな飯舘村に、地域活性化の拠点とする重点「道の駅」として2017年にオープンした比較的新しい施設。
「までい館」と名付けられた「までい」とは、相馬地方の方言で”手間暇かけて””丁寧に””大切に”という意味だそうです。
津軽弁でも「までぇにやれよ~」なんて言ったら、「丁寧にやれよ~」とか「念入りにやれよ~」といった意味で、ニュアンスとしてはほぼ同じなので、言葉的にはなんだか馴染むww
そんな「いいたて村の道の駅までい館」到着して最初に驚いたのはこの石碑。
飯舘村特産の御影石を使って、「あなたの座右の銘を石碑に刻んで残してみませんか?」という企画から始まったもので、自己負担20万円(石代、加工費)で設置されました。
最初は6基だったものが徐々に増えて、20基近く設置されており、それぞれの言葉からいろいろな思いが伝わってくる感じがします。
震災の記憶に物思いにふけつつも、店舗の奥の方に広々としたエリアが見えたので、気になって近づいてみる。
ここは「ふかや風の子広場」と呼ばれる、広々とした遊び場!
屋内運動施設には、木のすべり台やパズル、つみきなどがあり、子連れ家族には最高の環境です。
今まで福島県内の道の駅を何か所か(今のところ主に県北エリアだけですが)回りましたが、とにかく子供向けの設備が充実している印象が強いです。
中でもここの「ふかや風の子広場」はかなり充実度が高いと思います~
公園に感動しつつ「までい館」に入ろうと、振り返ってみると福島大学の農林サークルが育てていると思われる花壇や、なんでか壁のあちこちにつがいのカマキリが・・・
までい館の周辺を満喫したところで、ようやく店内へ・・・
正面からではなく、広場よりの横から入ってみるとこんな感じ♪
お土産品が並ぶ長い廊下。
いろいろ面白そうなお土産があるなぁと眺めつつ、特に気になったのがこちら!
「なつはぜ」という名のブルーベリーのような黒い果実。その見た目から黒真珠とも呼ばれているそうです。
さわやかな酸味が特徴で、とても気になるジャム!!
そのまま廊下を奥に進むと、食堂の券売機が見えてきました。
飯舘産黒毛和牛を使用した肉料理や、手打ちそばがオススメな感じですね!
なんでか三重県のソウルフード「伊勢うどん」があるのが気になりますww
さらに奥に進むと、いくつか惣菜が残っていました。
時間帯的にだいぶ売れてしまったようですが、出汁巻き卵が妙に美味しそう♪
惣菜が気になりつつもさらに進んでいくと、謎の空間。
なんでか急に3畳ほどの和室空間。
ちなみにこのゾーンにスタンプ台があります。
また戻るのも何なので、スタンプゲット!!
福島県8か所目のスタンプです。8/35達成!!まだまだですな(汗
この謎の空間の奥は地場野菜のコーナー。その他、観葉植物やメダカが売られていました~
けっこう葉物を中心に品薄状態になってました。やっぱり野菜類はお昼前にはかなり買われてしまうんですね~
安くて新鮮なのが何よりうれしい♪
そんな中、新米が出てきたとは言え手に入りにくいお米。
見っけ!!と思って近づいてみたら・・・
もち米でした・・・(泣)
これはこれでちょっと欲しい気もするけど、今は普通のお米が欲しいww
までい館の横から入って、突き抜けるように進み、道順的には逆かもですが、最後に正面にでました(笑)
改めて見ると立派な店構え!!
この正面の左手側にはコンビニ(セブンイレブン)が併設されております。
「住民の帰村時の日常生活を支える地域福祉の拠点」でもある道の駅なので、コンビニが入っているのはありがたいですよね。
ということで、今回の道の駅巡り、無事3か所楽しく回ることができました!!
道の駅の規模的には最初に訪れた「道の駅 ふくしま」が新しさもあってか一番賑やかでしたが、それぞれに特産品や歴史の違いを感じることができて、なかなか興味深いツアーになりました。
次に福島県を攻略するとしたら、土湯・二本松あたりかな~と考えつつも、まずは山形の近いところから攻めていかなきゃならんかな!?
ではでは、次回の道の駅巡りをお楽しみに!!
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